uk製Dr. Martens あっちこっち修理
今回お預かりしたのはこちらのドクターマーチン。
イングランド製で昔、古着屋で購入されたそうです。
履き口の合皮のパイピングが劣化し、フィンガープルループも千切れていたり、紛失している状態です。
今回部分的にハトメをカギホックへと変更します。
仕上がりがこちら。
今回はダイナイトヒールで修理しました。
ただ、削れすぎていたので、部分的にラバーで埋めてからダイナイトヒールを取り付けています。
イングランド製の資材を使いたいとのことで、厚みを考慮してダイナイトヒール、ダイナイトロジャーヒール(登山柄)、ビクトリーヒールから選んで頂きました。
ビクトリーヒールは硬めのゴムなので、マーチンの柔らかいソールにはあまりお勧めしませんがお付けすること事も出来ます。ただ、残念ながらビクトリーヒールは廃盤になり、今後お取り扱い出来ないのでご了承下さい。
今回は上から2、3段目のハトメをカギホックに変更しています。
上段1段目からカギホックに変更する事も出来ますが、紐を解いた際にばらけ易いので、1段目はハトメのままで、2、3段目をカギホックにすると収まりが良いかと思います。
取り付ける上でご要望があればお気軽にご相談ください。
履き口のパイピングも合皮から革で作り直しており、合皮の劣化は起きないのでご安心を。
*写真のサイズが他と合ってなくて申し訳ないです。
フィンガープルループも3色揃えています。
マーチン特有のフィンガープルループはご用意が出来ませんが、同じタグを持参していただけたら移植は可能です。
ブーツのフィッティング調整は写真に収めにくいので、こちらの投稿を参考にして頂ければ幸いです。
在処