靴・鞄などの修理のあれこれ

革製品を修理した内容を載せています。ご質問などあればお気軽にどうぞ。

ダナー風なブーツ オールソール

今回修理したのは、以前お預かりしたブーツの色違いです。

 

以前の記事はこちらからご覧頂けます。

 

 

以前お預かりしたブーツよりかは減りは少ないですが、今回も削れているスポンジ含めて修理いたします。

 

修理前がこちら。

<全体>

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<右内>

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<右外>

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<左外>
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<左内>
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修理後がこちら。
撮影時間と撮影時の気候が違うので靴の写り具合が異なりますがご了承下さい。

<全体>
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<右内>
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<右外>
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<左外>
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<左内>
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今回使用したソールはvibram1220。

似たようなソールでvibram148もあり、そちらはダナー社でも使われているソールになります。

両者の違いといえば、他にもvibram1220はイタリア製で厚みが8mm。

vibram148がアメリカ製で厚みが8.6mmとvibram1220に比べて若干厚みがある事でしょうか。

使用されているゴムは同じですが、vibram148の方が多少ゴムの硬度が高いです(本当に多少ですが)。

 

今回は、両者の違いを比較してみたいとの事で、前回とは違いvibram1220での修理となりました。

お客様自身、アウトドアで使うわけではないそうで日常で使う靴だそうなので、減り方にどのような違いが出るのか感想が楽しみです。

 

在処

 

 

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