レディース3足のハーフソール加工、トップリフト交換
今回お預かりしたのは、下記のレディースの3足。
修理前の写真はありませんが、3足ともハーフソール加工とトップリフト(踵のゴム)の交換をしています。
時と場合によりますが、基本的にハーフソールを初めて張る場合、ハーフソールを埋め込むための溝は作らないようにしています。
理由は幾つかありますが、1つ例を挙げるとするならば、レディースの靴の場合ソールが薄いものが多いので、ハーフソールを張る為に例え0.5㎜程でも段差をつけてソールを削るとハーフソールを張り替える際、付着している接着剤をそこからまた削り落とさなければならないので、少しでもその段差を削る頻度を抑えるためにそのようにしています。
(最終的にソールを突っ切るほど、何度も何度もハーフソールを張り替えて削ることは聞いたことないですし、そもそもその前にオールソールなどをお勧めされるかと思いますが。)
要は、長期で見たときに靴底に対する削りを最小限にしたいということです。
ハーフソールは形を変えたり、色々加工することもできるので、ご要望があれば受付時にお申し出ください。
今回使用した資材はよく使われるタイプですが、お客様のご要望に合わせて様々な資材をご用意しておりますので、気兼ねなくご相談ください。
そのうち、日本であまり取り扱いがない資材とか扱いたいものです。
Vibram7673(ハーフソール)とVibramデュプラシート (トップリフト)
Vibram7673(ハーフソール)とVibramデュプラシート (トップリフト)
Vibram7673(ハーフソール)とVibram5342 (トップリフト)
在処