今回お預かりしたのは、Luis Vuittonの鞄になります。
1枚目の写真の様にショルダーの付け根が裂けているのと修理前の写真を撮り忘れましたが、根革と呼ばれる部分(写真3枚目)が裂けていたので新しくヌメ革で作り直しています。
完全に裂けていたので、今回は1cmほど短くして補強材を内側に入れて縫っております。
裂け具合にもよりますが、完全に裂けていなければ、補強材を入れて元と同じ長さでの修理も可能です。
仕上がりがこちら。
新しくパーツを作る場合、経年変化前のヌメ革を使うとどうしても色が明るくなり、その部分が浮いてしまいます。
*今回はこの革を使う上で、お客様からご了承を頂いております。
経年変化の仕方も使い方や革によって、革の表情がかなり違いますが、経年変化したヌメ革や経年変化した色味に近いヌメ革をご用意できる様にこれから準備していきたいと思います。
靴修理だけでなく、鞄修理もお気軽にご相談下さい。
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